「卵子若返り法」と呼ばれる方法が報告され話題を呼んでいます。これは、卵子の核だけを移植することによって赤ん坊を誕生させるという方法です。
女性は年齢を重ねると卵子も老化してくるので受精しにくくなり、徐々に赤ん坊を授かりにくい状態になってきます。そこで、若い女性から取り出した卵子から核をとり、そこに妊娠を希望する女性の卵子の核を移植して、精子と体外受精させるという卵子若返り法が注目されたのです。
もともとは台湾の医大で開発された方法で、この卵子若返り法によって誕生した赤ん坊が、すでに数十人いることもアメリカでは報告されています。しかし、日本では第三者からの卵子の提供を受けることは認められていないため、この卵子若返り法についても同様に認められていません。
この卵子若返り法は、卵子を提供した女性のDNDは組み込まれないとされていますが、本当に両親以外のDNDが混ざることがないかなど立証がされていないことや、安全性も未確認であるため不安視する声もあるようです。
その一方で最近アメリカでは、女性が若く元気なうちに自分の卵子を冷凍保存し、赤ん坊の誕生を望むようになったときに冷凍保存した卵子を解凍して体外受精を行うという方法が開発されました。この方法なら、第三者から卵子の提供をうけなくても、若い卵子が手に入ることになりますが、日本でこのような方法が一般化されるにはまだまだ長い時間がかかるでしょう。また、未受精卵が解凍されるときにリスクがあることなどから、実験段階とも言われています。
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